レンタサイクルモデルコース➡上級者向けパワースポットコースのご紹介

~レンタサイクルで巡る横川探訪~

上級者向けモデルコースで出会えるスポットのご紹介です!

 

・植村駅

(写真準備中)

 植村駅が開設されたのは、昭和32年。大隅横川駅が開設されてから実に54年後のこと。それまで、植村地区住民は目の前を汽車が走っているのに、横川まで1時間歩かなければ乗れなかった。植村駅は地域住民の切なる願いに応えて、町当局が国鉄に請願して出来た「請願駅」である。プラットホームは地域住民が近くの崖を崩し、土を運んで人海戦術で完成させた「手づくり駅」である。

 近年、植村駅近くの線路沿いに地区民が桜を植栽。春の時季は桜花爛漫の観光スポットとなっている。

 

・歯の神

(写真準備中)

 歯の神信仰が始まったのは、江戸時代中期から後期頃と言われている。当時は、殿様、武将、豪商など、一部権力者たちのお抱えの「口中医」がいたが、一般庶民は無縁の存在だったため、苦しい時の神頼みが唯一の手段だった。

 歯の痛みを祈願する神社や石像は全国に300箇所くらい存在するという。植村地区の歯の神像もその昔、大勢の人を救い、地区民から崇められてきたのではないだろうか。

 

・黒葛原百間道路

(写真準備中)

 黒葛原新田のど真ん中を横切っている通称「百間道路」。百間と言えば180mだが、ここの直線距離はその延長が180mの直線道路である。黒葛原の地は天降川水面から遥かに高く乾燥地帯だったため、享保8年(1723年)、鬼塚良義外3氏が開田を計画。牧之原地区を貫流する天降川に堰を造り、延長約4キロの用水路を開いた。長い年月に加え、莫大な費用を要したため、4氏は全財産を投げ打った、と言われている。

 水は満々と水路を流れ、44haの広大な水田に灌漑されている。4氏の真っ直ぐで熱烈な開拓精神、初一念を貫く真っ直ぐな心が、百間道路に表れているようだ。

 

・岩堂磨崖仏

(写真準備中)

 旧牧園町、旧隼人町と旧横川町との町境の山中崖下に位置する南北朝時代の磨崖仏。昭和59年に県指定文化財に登録されている。

 深い渓谷にある傾斜角約80度の凝灰岩の岩肌の、地上1.6mのところに横長の矩形(高さ1.4m、幅3.5m)で、奥行き0.45mに彫りくぼめ、その中に来迎弥陀三尊をレリーフ状に掘り出してある。

「岩堂観音」と呼ばれているが、実は阿弥陀三尊様。中尊阿弥陀如来、左脇侍観音菩薩、右脇侍勢至菩薩の三尊で、亡くなった方をお迎えに来られる来迎のお姿をされている。

 その昔、ここに寺院があったのか、密教の修験道の場だったのかは定かでない。

 

・子恵産の宮神社

(写真準備中)

 岩堂観音から200mほど下ったところの洞窟の中に、子恵の神、お産の神、お乳の神の三神が祀られている。

 その昔、子どもができずに悩む夫婦がいて、再三岩堂観音にお願いすると、枕元に神が現れ、子恵産の宮のことを告げた。洞窟で甘酒を与えてもらい、飲んだら玉のような赤ちゃんを授かり、乳が出なかったら再び祈願にいくと乳が出るようになり、子どもは元気に育った、という言い伝えが残る。

 現在は、二柱の子恵産の神と一柱の乳の神が祀られており、子に恵まれない、乳の出ない人が訪れるミステリーパワースポットとなっている。

 

・大出水

(写真準備中)

 久留味川渓流域近くの岩盤の直径1mほどの丸くえぐれた部分から、滾々と絶え間なく清い水が湧き出てくる神秘的なスポット。これが、大出水の湧水。毎分22トンの湧水量があり、水温は年間を通して14~15度。2mほどの底まで蒼く澄んだ水は、真夏でも眺めるだけで清涼感がある。

 北西方面の山々(紫尾山系?)からの伏流水という専門家の話もあるが、地面の割れ目からの物凄い量の噴出は、完全な地下水脈といった感じである。

 口当たりは、まろやかで柔らかく、料理・飲み水・焼酎用にぴったり。休日は遠方から汲みに来る人が絶えない。

 

・前玉神社

(写真準備中)

 「まえだま」ではなく、「さきたま」と呼ぶ。

 久留味川上流から馬が濁流に流され、この地で無傷のまま救い出されたことで、神の恵みとして碑を建て、そこで祭りを行うようになった。これが、前玉神社の謂れ。

 牛馬の守護神として、遠方からの参拝客も多い。祭神は水波売能大神(みずばのめのおおかみ)。須川大神とも言われ、毎年、3月最終日曜日には須川様祭りが行われる。

 また、この神社は神様の中でもトップスター、コノハナノサクヤヒメ(ニニギノミコトの正妃)も祀ってある。その理由は謎。

※埼玉県行田市の前玉神社もコノハナノサクヤヒメを祀ってある。ここの呼び名も、「サキタマ」。このサキタマから埼玉になったらしい。

 

・川路利良大警視像

(写真準備中)

 初代警視総監を務めた川路利良。平成2年5月、没後100年を記念して、民部塚に大警視像を建立。この民部塚は官軍として自ら戦った西南の役の激戦地でもあり、また川路自身横川城主の子孫でもあったことから、この地に建立された。

 銅像の除幕式には、川路の末裔にあたるフランキー堺氏も出席。川路は、戦役後、この地を幾度となく訪れ、往時と祖先を偲んだと言われている。

 

・横川物産館よいやんせ

(写真準備中)

 平成12年4月にオープンした横川物産館よいやんせ。とんがり屋根が目印。新鮮野菜をはじめ、総菜や食肉加工品、お菓子や花、手芸用品などを販売。

 目を引くのは入口横にずらっと並べられた野菜の量。地元の農家さんが作った新鮮野菜が揃っている。しかも、たくさん入っていて安いのでお財布にも優しい。もちろん生産者の名前も書いてあるので安心。

 野菜や総菜など人気商品は早めに売切れてしまうことが多いので、午前中がおススメ。

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